生きづらさには理由があります
子どもを産んでから、「こんなはずじゃなかった」という思いが強くなった…
「幸せなはずなのに、どこか満たされない」
「子どもに優しくしたいのに、感情が止められない」
それでも、自分のペースで立ち止まることの出来ない子育て
世界から取り残されたような孤独感の中で
人知れずもがいているのではないでしょうか。
そんなときほど自分をどうしても責めてしまいがちですが、
その生きづらさの原因は、決してあなたの“心が弱さ”ではありません。
子どものころに、安心して泣いたり、
本音を聞いてもらえる時間が少なかった人ほど、
感情を感じることが怖くなってしまうものです。
けれど、抑えてきた感情の中には、
「安心して生きたい」という “本当のあなた” の願いがあります。
このセッションでは、あなたの中にまだ残る感情をやさしく解放しながら、
体と心の両方から “安心” を取り戻していきます。
がんばってきた自分をほどいて、
自然と自分らしさが戻っていく――
子どもを育てるように、自分も “育て直す” プロセスを丁寧に伴走します。
セッションで大切にしていること
〜安心の中で、自分と出会い、育て直す〜
the organic Self のセッションでは、
“がんばって変える”よりも、“ほっとして変わる”を大切にしています。
なぜなら、私たちの心と体は、
安心が感じられたときにこそ、自然に癒しや気づきが起こるからです。
1. 安心を「感じる」ことから始めます
まずは、今ここで、安心を感じられるかどうかを大切にします。
深い呼吸ができるか、体感を感じられるか──
そんな小さな「今ここ」が、癒しの土台になります。
2. 出てきたものをジャッジせず、やさしく見守ります
涙、怒り、混乱、沈黙、抵抗。
どんな感情も、“あなたを守ってきたもの”として尊重します。
ただ一緒にその思いと感情を見つめ、ほどいていきます。
3. 体の感覚とともに、“今”の自分を整えます
感情は体の中で湧き上がるエネルギーです。
安心もまた、頭ではなく体が覚えることです。
セッションでは、EFT(感情解放)やマトリックス・リインプリンティングといったセラピー手法を用いて、
体と心の両方から“安心の神経”を育てていきます。
4. 自分の中にある“受容する力”を育てていきます
どんなに自分を責める声が大きくても、あなたの中にはそんな自分に優しく気付き受け止める力が眠っています。
それを見つけ、信じ、育てていく──
それが the organic Self(本来の自分)とつながるプロセスです。
5. 自分で自分を育て直すプロセスを、共に見守ります
このセッションは、セラピストが “何かをしてあげる” 場所ではありません。
あなたの中にすでにある力が、自分で自分を癒し、育て直していくための時間です。
セラピストの役割は、そのプロセスを見守り、そっと寄り添う伴走者です。
あなたのペースで “自分に戻る旅” を一緒に歩んでいきます。
――その先にあるもの
セッションの目的は、“何者かに変わること” ではなく、
すでにあるあなたの「生きる力」を信じて取り戻していくこと。
その流れの中で、心も体も、「もう大丈夫」と感じられる場所へ、
少しずつ還っていきます。
こんな気持ちを抱えている方へ
~「生きづらさの連鎖を止めたい」と願うすべての親へ~
子育てや夫婦関係において…
✓子どもには同じ思いをさせたくないのに、つい繰り返してしまう
✓ 子どもを叱ったあと、「親にそっくりな自分」にショックを受ける
✓ 夫や家族の言葉に、なぜか強く反応してしまう
✓ 自分でも理由が分からない怒りや涙が出てしまう
✓ 「いい母でいなきゃ」と思うほど、うまくいかず心が苦しくなる
✓ 「母親失格」と感じてしまうけど、誰にも言えない
✓ 子どもに優しくしたいのに、余裕がなくて自己嫌悪になる
✓ いつも“我慢役”になってしまい、自分の気持ちがわからなくなる
✓ 夫の顔色を伺ってしまい、一緒にても心から安心できない
また、人生全般においては…
✓ 恵まれているのに幸せを感じられない自分を責めてしまう
✓ 自分を大切にできるようになりたいと思っている
✓ 自分の感情がよく分からない
✓ 不安が強く、心がざわつきやすい
✓ 自分責めや完璧思考から抜けられない
✓ 人に頼れないまま一人で抱え込みがち
✓ いつも緊張していて心も体も休まらない
✓ これまで講座や本などで自分なりに学んだけれど限界を感じている
✓ 愛着障害やアダルトチルドレン、発達性トラウマの自覚がある
これらの悩みは、あなたの“性格”ではなく、
心のしくみや過去の記憶のパターンが影響していることが多いです。
セッションでは、そこを優しく解いていきます。
このセッションを通して得られること
✓ 感情にのまれず、落ち着いて自分や子どもに向き合えるようになる
✓ 過去の痛みを癒し、今の自分や子どもを“ありのまま”見られるようになる
✓ 「わたしはどうしたい?」という内なる声に気づけるようになる
✓ 自分と他者との間に健全な境界線を引けるようになる
✓ 家族との関係が“がんばり”ではなく“つながり”で育っていく
✓ 「私は私でいい」と感じられる安心が日常に広がっていく
✓ 自分の人生を生きている実感を得ることができる
✓ 子育てに自分の軸ができる
※セッション後の感じ方には個人差があります。
ロードマップ~あなたのペースで癒しが育つ仕組み ~
- Phase1:Safety & Grounding 安全の土台
- 感情に圧倒されずに自分の内側を感じられるための安全の土台を育みます。
- Phase2:Awareness & Understanding 気付きと理解
- なぜ今の自分の感情や在り方があるのか、その背景を見つめていきます。
自分への気付きと理解を通して “自分を俯瞰する視点” を育て自己否定のエネルギーを弱めていきます。
- Phase 3:Healing & Integration 癒しと統合
- これまでのフェーズで過去を安全に見つめられる準備が整ったら、EFTやマトリックス・リインプリンティングなどのセラピーを使い未完了の感情を解放し、安心とともに過去を再構築していきます。
深い癒しと共に、神経レベルでの安心安全の土台を整えていきます。
- Phase 4:Maintenance 行動と変容
- これまでの土台をもとに、新しい自分、そして新しい生き方を行動と共に定着させていきます。自己実現に向かうステージです。
私自身が悩みの渦の中にいたとき、自分が今どこに立っていて、どこへ向かえばいいのか…
まるで暗いトンネルの中で道を探しているようで、とても心細かったことを覚えています。
そんな経験があったからこそ、ここでは、いくつかの流れや段階を指標にしながら、歩んできた道とこの先の道がいつでも見えるように伴走します。
“あなたの今” を大切にしながら、一緒に次の扉を開いていきましょう。
※必ずフェーズ1からスタートするわけではありません。
また、どのフェーズもはっきりと順番が分かれているわけではなく、同時に進んだり、行ったり来たりしながら進みます。
初回セッションであなたの今いる場所を確認し、スタート位置を決めていきます。
カウンセリング&セラピー手法について
インテグレイテッド心理学および気付きの問いかけ(溝口あゆか)
人類に共通する心の仕組み(抑圧→投影→防衛→攻撃という潜在意識のしくみ)をもとに、心の中をありのままに観察していく実践的な心理学です。また、意識の段階を掘り下げていく特殊な問いかけ手法により、自分でも気づかなかった思いや気持ちに出会います。
フォーカシング(ユージン・ジェンドリン)
体感は潜在意識へのアクセスゲートと呼ばれています。“胸がぎゅっとなる”、“喉が詰まる”などの体に表れる感覚に耳を傾けながら、言葉にしにくい感情や思いを感じ取り受け入れていきます。
EFT(感情解放テクニック)(ゲリー・クレイグ)
感情に繋がる経絡(ツボ)をタッピングをしながら、つらい感情を手放して、心をすっと軽くしていくテクニックです。日常的なストレス反応へのセルフワークとしても使うことができます。
マトリックス・リインプリンティング(カール・ドーソン)
EFTをベースにしたイメージ療法(インナーチャイルドワーク)です。過去の自分に優しく寄り添い、未完了の感情を解放しながら、安心や新しい体験といったリソースを記憶に届けていきます。この体験により、潜在意識の中で握り締めていたコアビリーフが自然と変化し、現実での反応が変化していきます。
これらのメソッドを組み合わせながら、お一人お一人のペースに合わせて
セッションを重ねていきます。
※分かりづらい部分は初回セッションでも補足説明いたします。
誰かと一緒に取り組む意味
〜安心は、感じ合うことで育つ〜
最近では、AIとの対話やセルフワークを通して心を整える人も増えています。
ひとりで自分を見つめる時間はとても大切ですし、絶対に裏切られないという安心感の中で、一時的に身を委ねる時間が気付きや癒しをもたらすこともあります。
しかし、人の心と体は本来、“つながりの中で落ち着くように”できています。
赤ちゃんが大人のまなざしや声のトーンで安心するように、私たちの神経もまた、誰かの穏やかな表情、声、しぐさ、それらすべてを感じとることで安心安全を感じ、リラックスします。
これを神経科学に基づくポリヴェーガル理論では、「協働調整(コレギュレーション)」と呼びます。
この感覚は、私たちがはっきりと知覚できるものではありませんが、確実に私たちの中で起きています。
セッションでは、あなたの感情を安心の中で一緒に感じ、見守ることで
神経が「今は安全なんだ」と学び直す時間を作っていきます。
(日常の自己調整のための簡単なワークも提案します)
この感覚を通した “共鳴” は、やはり人の役割だと考えています。
AIを否定するつもりはありません。
むしろ、セッションのようなリアルな場と組み合わせることが、これからはスタンダードになってくると思っています。
このセッションの時間を、そんな “「大丈夫」を育てる協働の場” として活用していただけたら嬉しいです。
